東北初 M U D教育検定が福島で開催されました
平成23年10月8日(土)、福島学院大学 駅前キャンパスにて、東北初となるM U D検定が開催されました。
<登録者102名、受験者100名(内 学生40名、一般60名)>
平成23年10月8日(土)、福島学院大学 駅前キャンパスにて、東北初となるM U D検定が開催されました。
<登録者102名、受験者100名(内 学生40名、一般60名)>
平成23年1月18日(火)、JICA横浜にて「アジア太平洋障害者センタープロジェクト(APCD)」運営管理強化研修が開催されました。
理事 大川哲郎
2008年7月5~7月12日、後継者向けマネジメントスクールである「国際後継者フォーラム」のイタリア企業視察旅行に参加する形で、M U D協会の臼田、岸、大川の三理事が参加した。
全部で4社の中小企業を視察したが、今回の大きな目的は7月8日にフィレンツェにある印刷会社「Stabilimento Poligrafico Firentino」に訪問すること。この会社は、従業員数約80名、デザイン部門から印刷加工まで手がける中堅企業で、製品として完成された著名な画家のいわゆるアートカレンダーを中心に、オリジナルの紙製手提げ袋やバインダーなど、ステーショナリーなどを扱っている企業で日本にも数社取引先があるという。
今回の訪問ではイタリアにおける印刷物のユニバーサルデザインの取り組みについて探ると共に、当協会の取り組みを紹介すること。一社でもちろん全てのことが分かるわけではないが、どのような認識を持っているかについてヒアリングを行なった。マーケティングを担当するアントニオ・シッリ氏に伺った。
まず色覚障がいについて、欧米では成人男性の約10%が色覚障がい者であると言われているが、イタリアでは取り組みは行なわれているのか、M U D協会のパンフレットを元に質問をして見た。残念ながらご存知ないようであった。特に印象としては障がい者向けの印刷の取り組みなのかと考えられたようであったので、そうではなく障がいの有無に関わらず、誰にでも分かりやすく、使いやすい印刷物を目指す取り組みであることを説明した。今後どのようにM U Dについて海外で展開されるかは未知ではあるが、ユニバーサルデザインを考える上では文字通り国籍も問わず、国際的な取り組みへと展開されることが望まれる。その中でわが国におけるこのM U Dの活動が世界へと広がり世界中の印刷物が多くの人にとって読みやすく、使いやすいものへとなっていくよう、今後もみんなで努力していきたい。